モノ→コト→次に来るのは?
2020/06/15
動画でPR
こんにちは。
桝井あけぼのです。
令和時代の消費トレンドについて日経MJに記事が載っていました。
・昭和は「モノ」売り
・平成は「コト」売り
その次は何が来るかというと・・・
・令和は「トキ」売りだそうだ。
いま、この瞬間の貴重な体験、同じ時に同じ体験を共有する一体感、いましかできない、いましか買えない、など。
付随して、場所も重要であるという。
ハロウィン(時)の渋谷(場所)や期間限定のリバーサイドカフェなど、太陽や風、気温などその時の体感や雰囲気に価値を求める傾向にあると。
東京2020も、その象徴かもしれない。
そう考えると地方も自然や風土をうまくアピールできれば、ビジネスのチャンスはまだまだ生み出せる。
そのアピールにもってこいなのは、やはり動画だと思う。
音、環境、空気感を伝えるには動画の力が必要だ。
しかし、トキについてはどうか。
そう考えると、やはりテレビなんじゃないか。
Twitterのトレンドワードは、テレビの放送に合わせて入れ替わる。
いま、この瞬間に同じものを見て、色んなことを呟く。
この連帯感、一体感。
「きのうのアレ見た?」という話題で盛り上がった時の高揚感。
日常の中に贈られるちょっとしたワクワク感や好奇心、感動、癒し。
動画は求めていた情報を検索して見られるのがいいところだけど、テレビはいきなり一方的に届けられるサプライズみたいなもの。
さて、テレビ人としては、これからどんなトキをお届けしていくべきか。
モノ→コト→トキ、消費者のニーズをどう捉えるかがビジネスの分かれ道だなぁ。